一般社団法人ケア・フロント
元気はここから湧き出す
一般社団法人
ケア・フロントについて
一般社団法人ケア・フロントは、高齢化問題にスポットをあてて、東洋医学の見識を高齢者のQOL向上と介護度の抑制に活かすべく、医療と介護の緊密な連携を図りながら高齢者が自立して日常の生活ができるよう、医療保険を適用した鍼灸マッサージを医療・介護・福祉サービスに携わるすべての方々に正しく知って頂くための啓蒙活動を行うと同時に、業界の発展に寄与することを目的に非営利で活動している団体です。
施術の種類と内容
様々な事情で通院困難な方々に対して、あらゆるタイプとレベルに対応する施術プログラムが用意されており、ご高齢の利用者の元気が湧き出るお手伝いができます。協賛団体(TASKAL)に所属する施術者は全員、国家資格は勿論、確かなスキルと知識を身に着けており、ご期待を決して裏切ることはありません。
あん摩・指圧・マッサージ療法
あん摩マッサージ指圧理論より抜粋
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日本におけるあん摩・マッサージ・指圧の歴史
あん摩は西暦 285 年に百済から渡来、マッサージは明治 20 年にフランス より輸入されました。指圧は圧を主体とした経験療法で、明治時代にアメリカ よりカイロプラクテイックやオステオパシーなどの療術が輸入され、これらの 施術を取り入れ改良して独自の手技療法として体系化し、大正時代に指圧法と して統合されました。
あん摩・マッサージ・指圧の相違点
すべて同じ生体反応を期待する刺激療法であり基本的には違いはありませ んが、手技療法の差に異なる点があります。
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あん摩・・・中心部から末梢の方向に筋肉を揉みコリをほぐし、新陳代謝を 盛んにします。
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マッサージ・・・皮膚に直接滑剤(マッサージオイルなど)を用いて施術す るもので、末梢から中心に向かって循環系を対象に擦る、揉む などし、血液、リンパの還流を促します。
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指圧・・・生体に現れる反応点を対象として、主に一点圧の刺激を遠心性に 与え、圧反射により神経、筋肉の機能を調節します。
鍼・灸療法
鍼・灸の適応となる49の疾患
WHO(世界保健機関)の見解 1996年
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上気道疾患:慢性副鼻腔炎
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呼吸器系疾患症状:扁桃摘出後疼痛、急性扁桃炎、咽頭炎、喉頭炎、気管支喘息
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眼の疾患:近視
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口腔の疾患・症状:抜歯疼痛
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内科疾患・症状:下痢、過敏性腸症候群、便秘、腎石疼痛、胆石、胆石疝痛、胆道回虫症、胆道ジオキネジー、狭心症を伴う虚血性心疾患、高血圧、低血圧、不整脈、白血球減少症
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神経学的及び筋・骨格系疾患・症状:上顆炎(テニス肘)、頚部筋筋膜炎、頚椎炎、上腕肩甲関節周囲炎(肩関節周囲炎)、慢性関節リウマチ、変形性膝関節症、捻挫と打撲、頭痛、片頭痛、緊張性頭痛、坐骨神経痛、腰痛、ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、遺尿症、尿失禁、尿閉、メニエール症候群、神経循環性無力症
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その他の疾患・症状:月経困難症、分娩の誘発、月経異常、女性不妊、男性不妊、インポテンツ、肥満、片麻痺、うつ病、アルコール中毒、薬物中毒、術後疼痛
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